【後編】25卒内定者にきく!就職活動と内定者インターン
今回は、GMOアドパートナーズ連結企業にて内定者インターンとして働き、2025年4月に新卒として入社予定の緒方さんにインタビューしました。
後編では、就職活動のエピソードや内定者インターンについてお話しいただきました。
「人の良さ」が就活の軸だった理由
ー 就職活動において、特に大切にしていたことや就活の軸を教えてください。
私が就活で最も大切にしていたのは「人の良さ」です。チアリーディング部の活動は、痛みや厳しい練習など多くの困難がありましたが、それでも10年間も続けられた理由は、一緒に頑張りたいと思える仲間がいたからです。部活動と同じように、仕事でもきっと辛いことや大変な場面があると思います。だからこそ、「一緒に頑張りたいと思える人たちがいる会社」で働きたいと考え、会社選びを進めていました。
ー 「人の良さ」はどのように判断していましたか?
就活中、企業との接点は会社説明会や面接、面談、オファー面談など限られた機会しかありませんでした。その中でも、私は「人の良さ」を感じる瞬間がいくつかありました。たとえば、会社説明会の後に人事の方に声をかけた際、ただの形式的な対応ではなく、親しみを感じるような態度や私個人のためのアドバイスをしてくださったことが印象的でした。時間外でもニコニコしながら質問に応じてくれたり、自分が興味を持つポイントについてさらに丁寧に教えてくれたりする姿勢に好感を抱きました。
また、就活では企業とのやりとりにメールを使う場面が多いですが、返信の早さや丁寧さにも注目していました。私は大学で幹部代を経験していたことから、スピード感を大切にしており、メールのレスポンスが早く、かつ丁寧な企業には「価値観が合う」と感じました。こうした小さなやり取りからも、企業の誠実さや仕事に対する姿勢が伝わってきたので、自分と合う会社を見つける指針となりました。
ー 志望業界や職種はどのように決めましたか?
就活初期は、有名な企業に目が向きがちでした。しかし、働き方を具体的に想像すると、大手メーカーでは工場勤務や全国転勤が避けられないことに気づき、「これは自分がやりたくない働き方だ」と判断しました。その結果、メーカーなどの選択肢を早い段階で外すことができました。
その後、自分がどう働きたいかを考えたとき、転勤がなく、かつ完全な実力主義よりも「誰かと協力して働く機会が多い業種」が良いと感じ、人材業界やIT業界に興味を持つようになりました。また、古き悪しき伝統がありそうな業界や企業も避けたかったため、新しく、将来性のある業界や企業に目を向けるようになりました。
ー 数ある企業の中で、なぜインターネット広告業界に興味を持ったのですか?
きっかけは会社説明会に参加したことです。当初は広告業界に対して"キラキラ"や"チャラい"といった先入観があり、あまり注目していなかった業界でしたが、実際に説明会に参加してみると、その印象が大きく変わりました。グループワークでは参加者一人ひとりの意見を大切にし、それらを凝縮させて広告を作っていくところが、部活のミーティングや運営と重なるように感じられ、広告業界へのイメージは”泥臭く仲間と進めていくもの”へと変わり、自分に合っていると考えるようになりました。
就活は選択肢が多すぎる中で悩むことも多いですが、最終的にはご縁やタイミングが重要だと思います。限られた出会いの中で、自分にマッチする企業や業界と巡り合うためには、広い視野を持ち、多くの選択肢に触れることが大切だと感じました。
学生から社会人へ、インターンで磨く実践力
ー 内定者インターンとしてどのような業務を担当しているか教えてください!
現在はGMOインサイトが運営している20代、30代のためのライフスタイルメディア「michill(ミチル)byGMO」(以下、michillという)の広告先のリストアップや、新規営業に向けた準備を担当しています。ほかにも、提携先のコスメやメイク関連の撮影・編集作業にも携わっています。
たとえば、michillのInstagramアカウント「michill byGMO(ミチル ライフスタイル)」では、GUやユニクロのコーディネートをテーマにした提案もおこっています。先日も自分が考えた「1週間コーディネート」の投稿が保存数1万を超えるなど、大きな反響をいただき、とても嬉しかったです。
ー 活躍されていますね!内定者インターンを開始して約3ヶ月が経ちましたが業務には慣れてきましたか?
電話応対はまだ緊張してしまいますね。声や言葉遣いで印象が決まってしまうことへの不安や、一回で会社名を聞き取れないことなど、初めてのことには自信が持てない分とても緊張します。しかし、これも就活時と同じく、場数を踏んで慣れていくので、応援よろしくお願いします!
ー 部活で培った経験は、現在のインターンシップにどのように活かされていますか?
就活やインターンを通じて、大学の部活経験が活かされていると感じる瞬間があります。特に「途中で報告する癖」がついていることです。たとえば、動画編集の場合も撮影前にテーマや方向性を確認し、編集作業でも一旦大枠を作成した段階で先輩に確認していただくようにしています。
全て作り切ってから修正するよりも、途中でフィードバックを受けた方が効率的ですし、時間も無駄になりません。この「報連相」の大切さや段階的な進め方は、部活動を通じて自然と身についていたことだと思います。
さいごに
ー就職活動を始める学生の皆さんに就活のアドバイスをお願いします!
就活中の皆さんに伝えたいのは、「結果だけでなく、その過程も重要だ」ということです。結果を出すためにどのような思考を巡らせ、どのような努力をしたのかというその過程こそが、就職活動でも強みになります。
面接では、結果だけでなく過程を丁寧に言語化して伝えることで、面接官に「この人が会社に入ったらどう活躍するのか」が具体的にイメージされやすくなります。学生時代の経験や努力を、自信を持って伝えてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回はGMOアドパートナーズ 25新卒内定者の緒方さんにインタビューしました。